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リビングにタイルを張ることは、美観や耐久性といった多くのメリットがある一方で、冷たさ、滑りやすさ、設置コストなどのデメリットも存在します。
これらのデメリットを考慮し、自分のライフスタイルや家族のニーズに合った床材を選ぶことが重要です。
適切な選択をすることで、快適で安全なリビング空間を実現することができます。

以下に、具体的なデメリットをご紹介します。

１. 冷たさと快適性の低下
タイルは熱を伝えやすい素材であるため、冬場には非常に冷たく感じることがあります。
特に寒冷地では、リビングの床としてタイルを使用することが居住者に不快感を与える可能性があります。
床暖房を設置することでこの問題を軽減することは可能ですが、それには追加のコストがかかります。

２. 滑りやすさ
タイルは水がこぼれた際に滑りやすくなることがあります。
リビングは家族やゲストが頻繁に出入りする場所であるため、転倒事故のリスクが高まります。
飲み物をこぼした際には、極力すぐに拭き掃除するようにすればリスクを下げることが可能です。

３. 硬さと衝撃の吸収力の欠如
タイルは非常に硬い素材であり、衝撃を吸収しません。
そのため、物を落とした場合に割れやすく、また、転倒時にはケガのリスクが高くなります。
小さな子供や高齢者がいる家庭では特に注意が必要です。

４. 変更の難しさ
タイルを一度施工すると、後から取り外すのは非常に困難です。
インテリアの変更やリフォームを考える際に、大きな手間とコストがかかります。
将来的に床材を変更する可能性がある場合には、タイルは適していないかもしれません。

５. 音の反響
タイルは硬くて反響しやすい素材のため、リビングに設置すると音が響きやすくなります。
これは、テレビの音や会話の声が増幅され、騒音となることがあります。
カーペットやラグを敷くことで音の反響を抑えることはできます。

寝室におすすめのタイルは、おしゃれで機能性をより重視したデザインで、タイルの色も落ち着いたシックなものにしましょう。
寝室の床も、木のような質感のウッド調タイルや土の味わいを表現したテラコッタ調のタイルにすると、寝室全体が温かい雰囲気でリラックス効果もあるでしょう。
ウッド調でおすすめは...
＞＞ナチュレ（ただし少しザラツキが大きいかも・・・）
テラコッタ調でおすすめは...
＞＞ルベロン（ナチュラルタイプ）

床をタイルにすると、とても掃除がラクになりますし、毎日ちょっとだけの掃除で、ずっと新しい状態を保つことができます。b それでは、床タイルの掃除の仕方を紹介します。

普段のお手入れは、フローリングなどと変わらず掃除機をかける程度で問題ありません。
ツルツルしたタイルなら、クイックルワイパーのようなものでのモップ掛けも非常に効果的です。
もし少し汚れが気になってきたな、と言う場合には、雑巾を水で濡らしてよく絞り、それで拭き掃除するだけで結構綺麗になります。
ただし、目地の部分だけをこすることは避け、床を全体的に拭き掃除してください。
もし、床に調味料や飲み物などがこぼれた場合は、長時間そのままにしておくと染み込んでしまうので、なるべくすぐに拭き取ってください。

汚れがなかなか落ちない場合は、中性洗剤を水で薄めて雑巾に含ませよく絞って拭き、キレイな水を含ませて絞った雑巾で二度拭きしてください。
雑巾では汚れが落ちない場合は、メラミンスポンジを使用しても良いかも知れません。

床タイルは、テラコッタタイルなどの素焼きタイルを除き、一般的にワックス掛けをする必要がありません。
どうしてもワックスをかける必要がある場合は、床タイル専用のワックスを使用して、そのワックスに記載されている注意事項をしっかりと確認してから使用しましょう。
特に、タイルの表面を磨いて鏡面のように光沢を出した磨き調タイルの場合は、ワックスを塗ると光沢がなくなり曇ってしまうことがあるので注意してください。