インダストリアルなインテリアって?
今話題の「インダストリアルなインテリア」。DIYに興味のある方なら一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。しかし、実のところよく意味がわかっていないという方も少なくないのでは? まずはインダストリアルとはどういう意味だったかおさらいしてみましょう。
インダストリアルといえば工業的、産業的という意味の言葉です。例えばアップル社のiPod nano第四世代のように、美しさや使いやすさを追求した工業製品のデザインはインダストリアルデザインと呼ばれています。
では、インダストリアルなインテリアとはどのようなインテリアでしょうか?おおざっぱに説明すると、ゴツゴツしていたり無機質な印象のするものを取り入れたインテリアがインダストリアルなインテリアです。インダストリアルなインテリアではヴィンテージ家具などを用いつつ、全体の色味をニュートラルに調整。壁や床には木材・金属・ステンレスを使用し、照明は金属製のものを取り付けます。すると部屋が無機質な印象になり、独特のオシャレさが出るのです。壁にブリックタイルを使うと、それだけでもクールなお部屋になります。
ブリックタイルはこんな状態で届きます
簡単にインダストリアルなインテリアを演出できるブリックタイル。在庫品をご注文いただければすぐにお届けできます。ブリックタイルはレンガとは違い、簡単に言うとセメントに色粉を混ぜて成型したものです。レンガほどは吸水率がありませんので、施工やメンテナンスが楽です。なお、ブリックタイルには発泡スチロールのような素材の軽量なものもありますが、タイルスタイルでは本格的なセメントで出来たブリックタイルのみ扱っております。軽量なものは、施工は簡単ですが、より見た目も風合いもグレードの高いセメント系のブリックタイルがお勧めです。
ブリックタイルをご注文いただくと、各ページに記載の枚数がダンボール箱に入って届きます。ホームセンターなどに足を運ばなくても、いつものお買い物感覚で簡単にご購入できるのです。インダストリアルなインテリアには、ぜひブリックタイルを取り入れてみてください。
ブリックタイルDIYの方法
ブリックタイルを使ってオシャレな壁をDIYする方法を解説します。基本的には、ブリックタイルをタイル用ボンドで壁に貼り付けていく作業になります。準備する道具類は、コンベックス(メジャー)、グラインダーやサンダーなどのタイルをカットする工具、スコヤ(直角定規)、鉛筆、各種コテ、くし目コテ、コテ板、タイル用ボンド、マスカー、養生シートなどです。
タイルを貼る前に壁にコンセントやスイッチがないか確認します。ドアがあればある面では、ドア枠の出っ張りとよりブリックタイルの厚さが同じくらいか薄いほうがスマートに見えます。作業にとりかかる前に、床を傷つけないよう養生テープを貼ります。
ブリックタイルを貼っていくために、「割り付け」という作業をします。壁にドアなどを基準とした中心を決めて、水平方向・垂直方向に鉛筆で線を引きます。この線がガイドになります。
次は壁にタイル用ボンドを塗ります。タイルを貼りはじめたい場所にから塗りましょう。通常のコテでざっくり塗ったあと、みぞ付きのくし目コテでボンドを波のような形にします。タイルをのりやすくするためです。
ボンドが塗れたらボンドがタイルの裏面全面にいきわたるよう、タイルを壁にぐいぐいと押し付け、しっかりと壁に貼りつけていきます。一度に広範囲にボンドを塗ってしまうと、ボンドが乾いてしまうので、ボンドは適当な面積分塗ってタイルを貼り、またボンドを塗って貼る、と言う作業にしましょう。窓枠やドアなどにかかる部分、壁の端の部分のタイルは、グラインダーやサンダーなどの専用工具で適切な大きさにカットします。
ブリックタイルDIYの主な手順は以上です。方法自体はシンプルですが、コツを掴むまではやはり手間取ってしまうかも知れません。でも、少しくらいの失敗はDIYの味というか、思い入れの一つになると思いますので失敗ばかりを恐れずに挑戦してもらえたらと思います。